相川千里
百合を創作中です。こちらは枯れて咲ききれなかった様子を表現しました。思い描いて写実化しました。生花だと、この状態からどんどん枯れていくことになりますが、布花での表現はこのまま一生そばにいてくれます。百合は蕾から花開きそうになると、一日で雌しべ雄しべが姿を表します。その開いていく様を表現するのも面白いと思います。正に生花から学ぶと言うことです。自由な表現、その自由は基礎があっての自由です。だから成り立ちます。そうでなければただの雑です。基礎を身につけるのはとても大事なことです。