相川千里

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難しい薔薇の中のひとつの、イングリッシュローズです。
丸みを崩さす、開いていく様が美しいです。
薔薇の花べりのところは、手を使います。
数年前、この手技がなかなかうまくいかなくて、満足のいくお花が全然できないときもありました。
頭ではわかっているんだけれども、形にならない。 暫くの間は、師匠から注意を受けていました。
うまくできても、型にはまると魅力に欠ける、、、。 このバランスは難しいですね。

布花はお写真ではよく映る場合もあります。
ですが、実際手に持ったときの茎の強弱、花びらの組み方、丁寧さ、これらはお写真からは分かりません。
実際に手にされた方から、素敵だね、お写真よりもいいね、と言ってくれる様な布花創作を心がけましょう。